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マンU指揮官が犯した5つの大罪 英地元紙がファン・ハールの不可解な起用法に疑問符
センターハーフの起用法
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は、昨年末に公式戦8戦未勝利という泥沼にはまりながら、なんとか建て直しを図ってきた。だが、ここにきてその手腕を疑問視する声が上がっている。英地元紙「デイリー・テレグラフ」は、「ファン・ハールのユナイテッドにおける最も不可解な5つの戦術的決断」をピックアップしている。
1つ目は昨年10月4日のプレミアリーグ、アーセナル戦。指揮官は、この試合で今季加入のドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーとイングランド代表MFマイケル ・キャリックのベテランコンビをセンターハーフで起用した。
しかし、シュバインシュタイガーの不調は、顕著でアーセナルにいとも簡単に攻撃を許すなど、守備面での課題を露呈した。より若く、敏しょう性もあるフランス代表MFモルガン・シュナイデルランを起用すべきだったのでは、と指摘されている。
また今年1月9日のFAカップ3回戦シェフィールド戦。フットボール・リーグ1(英3部相当)所属の格下相手に、マンUが挙げた得点は後半アディショナルタイムのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが挙げたPKのみ。1-0となんとか勝利を拾った。
この試合でもセンターハーフの起用法が問題視されている。ファン・ハール監督はシュバインシュタイガーと長身のベルギー代表MFマルア ン・フェライニを起用。試合後にはより速いテンポで展開したかったと語った指揮官だが、それならばなぜフェライニを中盤の低い位置で起用したのだという疑問符が付けられている。