「54のタイトルと774ゴールを記録」 名門ミランで実現間近…“73歳コンビ”に伊紙注目

FWマリオ・マンジュキッチとFWズラタン・イブラヒモビッチのコンビ結成に注目【写真:Getty Images & AP】
FWマリオ・マンジュキッチとFWズラタン・イブラヒモビッチのコンビ結成に注目【写真:Getty Images & AP】

34歳マンジュキッチ&39歳イブラヒモビッチの実績に現地メディアが熱視線

 イタリア・セリエAの首位を走る名門ACミランは、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの獲得が秒読みとされている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「73歳、54のタイトル、774ゴール」と、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとのコンビ結成について報じている。

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 マンジュキッチは過去にユベントスやバイエルン・ミュンヘンといった名門でプレー。昨年8月にカタールのアル・ドゥハイルを退団してからフリーになっているが、セリエAの経験を持つ34歳は優勝を争う今季の残りシーズンにおいて信頼のおけるバックアッパーや、途中出場の選手として計算できると見込まれる。

 すでに、来季の契約オプションの付帯した半年契約で合意していて、メディカルチェック後に正式発表と見込まれている。発表は19日以降にずれ込む可能性も指摘されているが、加入は決定的とみられている。

 そうした中で「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、34歳のマンジュキッチが加入して39歳のイブラヒモビッチとコンビを組む可能性を想定。昨年1月に加入したイブラヒモビッチについて「平均年齢24.5歳のミランでは、若い選手がミランでのプレーを通して市場価値を高めることが主眼にされたが、イブラの到着は、経験、質、リーダーシップの面でチームに変化をもたらすことができる場合、例外があると指摘した」と報じている。

 その上で、イブラヒモビッチとマンジュキッチの様々な数字を合計して、「2人の合計は73歳。現代サッカーのトップにはそのようなコンビはいない」としつつも、これまでの実績が並外れたものだとレポートしている。

「マンジュキッチはディナモ・ザグレブ、ヴォルフスブルク、バイエルン、アトレティコ・マドリード、ユベントス、アル・ドゥハイル、クロアチア代表と母国の2つのクラブの合計で23のトロフィーと233のゴールをもたらした。イブラは31のトロフィーと541ゴールを記録し、このコンビは合計54のタイトルと774ゴールを記録してきた」

 この数字を見れば、実績という意味ではあまりにも確かなコンビになる。若きミランの前線の核でありリーダーのイブラヒモビッチと、そこに加わるマンジュキッチのコンビは、合計55個目のタイトルとなるリーグ優勝をミランにもたらすことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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