チェルシー史上最高額の140億円で今夏ハーランド獲り? ライバルに先駆け資金準備か

ドルトムントFWアーリング・ブラウト・ハーランド【写真:AP】
ドルトムントFWアーリング・ブラウト・ハーランド【写真:AP】

ビッグクラブ熱視線の怪物FW、契約解除条項が有効になる1年前に巨額オファーか

 プレミアリーグのチェルシーは、今夏の移籍市場でドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを獲得するために、巨額の資金を準備するようだ。英メディア「The Athletic」が報じている。

 ゴールを確実に奪えるストライカーには、世界中から多くの関心が寄せられる。その選手が将来性豊かな若手であれば、なおさらだ。ドルトムントで今シーズンもリーグ戦11試合に出場し12ゴールを叩き出しているハーランドは、最も期待を寄せられる存在の1人であり、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、リバプールなどからの関心が報じられている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、世界中のクラブが経済的な打撃を受けている今、ハーランドの争奪戦が勃発するのは、2021-22シーズン終了後になると見込まれていた。それはハーランドの6660万ポンド(約93億円)の契約解除条項が、そのタイミングから有効になると伝えられているからだ。

 しかし「The Athletic」によれば、チェルシーはこの条項が有効になる前に、世界屈指のストライカーを獲得しようとしているという。記事では「チェルシーはハーランドを獲得するために全力を尽くす。ドルトムントから彼を獲得するためには、1億ポンド(140億円)を投じ、クラブ史上最高額を更新する必要があるだろう」と報じられている。

 2020年夏の移籍市場でもチェルシーは、2億5000万ポンド(約351億円)という巨額の金額を移籍市場に投じ、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーやドイツ代表MFカイ・ハフェルツ、イングランド代表DFベン・チルウェルらを迎え入れて話題をさらった。果たしてチェルシーは、再び夏の移籍市場で主役になるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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