「マンUとの激戦を前に…」 南野の“複雑な心境”に英紙注目「タクミが葛藤を吐露」
マンUとの天王山に臨むリバプール、マッチデープログラムに南野が登場
リバプールは現地時間17日に、プレミアリーグ第19節でマンチェスター・ユナイテッドとの大一番を迎える。前日の16日に26歳の誕生日を迎えた日本代表MF南野拓実だが、ユナイテッド戦のクラブ公式マッチデープログラムに登場。英メディアは「マンチェスター・ユナイテッドとの激戦を前に、タクミ・ミナミノが葛藤を吐露」と見出しを打ち、プログラム内のインタビューに注目している。
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2019年12月19日にザルツブルクからリバプールへの移籍が決定した南野は、世界屈指のタレント軍団での出場機会確保に苦戦を強いられているが、ちょうど1年後の20年12月19日に行われたプレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のリーグ戦初ゴールを記録した。そして今月16日に26歳の誕生日を迎えたなか、“ナショナル・ダービー”のマッチデープログラムに登場している。
アイルランド紙「アイリッシュ・ミラー」は、「マンチェスター・ユナイテッドとの激戦を前に、タクミ・ミナミノが葛藤を吐露」と見出しを打ち、「加入以来、この日本代表はイングランドで活躍していない」と前置きしたうえで、マッチデープログラムのインタビューで南野がリバプールに加入してから抱えている複雑な心境を取り上げている。
「気持ちを説明するのは簡単ではない。(優勝は)もちろん幸せだったが、同時にシーズンの半分しか在籍していないので、チームに100%貢献できているかは相当疑問が残る。トロフィーを掲げた時はもちろん誇らしかったが、シーズンを通して良いプレーをしなければと感じた。今季こそ実践して、チームが再び優勝するのを手助けしたい」
昨季リバプールは30年ぶりにリーグ制覇を果たし、南野は日本人選手として4人目のプレミア優勝経験者となったが、セレモニーで複雑な表情を浮かべていた姿に当時現地メディアも注目していた。今節のユナイテッド戦は首位攻防の天王山となるが、出番が訪れた際は勝利に導く活躍で首位浮上に貢献したいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)