南野所属リバプールの市場価値は1367億円! 欧州6大リーグ王者で「最も高価」と英注目

欧州6大リーグ王者で最も選手の“総市場価値”が高いクラブを調査【写真:Getty Images】
欧州6大リーグ王者で最も選手の“総市場価値”が高いクラブを調査【写真:Getty Images】

統計会社の調査結果を英メディア報道、2位はCL王者バイエルンで1179億円

 プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、プリメイラ・リーガの欧州6大リーグで、昨季チャンピオンとなったチームで、最も選手の“総市場価値”が高いクラブはどこか。統計会社「KPMG Football Benchmark」が自社の調査結果を公表したレポートによると、日本代表MF南野拓実の所属するリバプールが10億9430万ユーロ(約1367億円)で最高を記録したと、英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 今回の調査では、各リーグの昨季優勝クラブを比較。選手の市場価値は、「KPMG Football Benchmark」独自のアルゴリズムを用い、ポジション、契約期間、商業的価値、年齢、パフォーマンス、チームからの信頼度を金銭的価値に置き換えて導き出している。

 最高額を記録したのは、昨季に圧倒的な強さで約30年ぶりのプレミア制覇を果たしたリバプールで、チーム総額は10億9430万ユーロ。なかでも一番だったのはエジプト代表FWモハメド・サラーで1億2220万ユーロ(約152億円)、2番手はセネガル代表FWサディオ・マネ、3番手はイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドだった。

 続いて9億4340万ユーロ(約1179億円)で2番目に市場価値が高かったのは、ドイツ王者で昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したバイエルン・ミュンヘン。チームトップはアーセナル時代は輝けなかったものの、昨季はリーグ戦で12ゴール11アシスト、今季も第1節シャルケ戦でのハットトリックを含む4ゴール2アシストを記録しているドイツ代表MFセルジュ・ニャブリで9980万ユーロ(約124億円)、2番手はドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ、3番手は今季にマンチェスター・シティから加入したばかりのドイツ代表MFレロイ・サネとなっている。

 3位は、昨季にジネディーヌ・ジダン監督の下で3シーズンぶりにリーガ制覇を飾ったレアル・マドリード。チーム内ではブラジル代表MFカゼミーロが7260万ユーロ(約90億円)のトップで、レアルの市場価値の総額は8億7420万ユーロ(約1092億円)だった。

 今回、選手のなかで最も市場価値が高かったのは、弱冠22歳にしてすでにワールドカップ制覇を果たし、リーグ・アンもモナコ時代から個人4連覇を達成しているフランス代表FWキリアン・ムバッペで2億ユーロ(約250億円)。2番目はチームメートのブラジル代表FWネイマールで、2人の所属するフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)の市場価値は8億660万ユーロ(約1008億円)の4位となった。

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