浦和ロドリゲス新監督が所信表明 2桁順位からの復活へ…課題解決に意欲「アイデア落としたい」
クラブの課題解決へ、前向きな姿勢 「過去を振り返るよりも未来に目を向けたい」
ロドリゲス監督は、こうしたクラブの課題について、前向きに積み上げて解決していく意思を見せている。
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「シーズン後半戦の浦和はうまくいっていない試合が多かったと思う。ただ良い部分もあった。過去を振り返るよりも未来に目を向けたい。浦和が新しい時代に差し掛かるに連れてどうするか。今、何をしていきたいのかというアイデアを落とし込みたい。ボールのない時にはインテンシティー高くプレッシャーをかけ、アグレッシブに戦う。新しい選手、色々なタイプの選手も多い。やっていく中で発見できることもあるだろう。目指すものが定まっているが、それを見ながら広がりやアイデアをもたせられるか。
大事なのは全員で1つの大きなチームになること。色々な世代が一緒になって戦うのが大事。ベテランが貢献できることはあり、若手がやれることも毎日の中で出していければ。監督としては誠実に平等に見ること。チームのためになれば年齢は関係ない。若いからではなく、自分の出せるものを出してもらうことを求める」
タイトル争いに絡むことの多い印象を与えてきた浦和だが、リーグ優勝は2006年の一度のみで、その他のタイトルはアジア制覇2回も含めてカップ戦のもの。最も安定感のある戦いをしていた時期にJリーグが2ステージ制を導入した不運はあったが、中長期的に安定してレベルの高いチームを作り上げることこそクラブの課題として存在し続けている。
クラブ主導を強く打ち出した強化計画の2年目にやってきたロドリゲス監督は、徳島をJ1に導いたように浦和を内容と結果に継続性を伴うチームにしていけるのか。2年連続の2桁順位からの復活を狙う浦和にとって、新監督の手腕には大きな期待が掛けられている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)