イングランド代表の22歳MF“再獲得”に元チェルシーDFが期待 「次のレベルに進むには…」
ギャラス氏がウェストハムMFライス獲得の噂に言及「とても強く、技術もある」
かつてチェルシーやアーセナルなど、プレミアリーグの名門で長年活躍をした元フランス代表DFウィリアム・ギャラス氏が、古巣の補強について言及した。英紙「メトロ」が報じている。
2020年夏の移籍市場でチェルシーは、コロナ禍にもかかわらず約2億5000万ポンド(約352億円)の大型補強を敢行した。しかし、リーグ戦では18試合を終えた時点で8勝5分5敗と上位陣との差が開いており、投資に見合う結果は得られていない。さらなる強化を目指しているチェルシーは、ウェストハムに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得が報じられている。
01年から06年にかけてチェルシーに所属し、中心選手としてプレミアリーグ制覇にも貢献したギャラス氏は、22歳のイングランド代表MF獲得はチェルシーにはもちろん、ライス自身にもメリットがあると考えているようだ。
英オンラインカジノ「PlayOJO」のインタビューに応じたギャラス氏は、「彼は年齢にしては、とても良い選手だ。とても強く、技術もある。すべてを持っているよ。私からすると、彼は次のレベルに進むためには、ウェストハムを去らなければいけない。トッププレーヤーになる可能性があるからね。トッププレーヤーになるためには、毎日、トッププレーヤーとともに練習をしないといけない。だからこそ、来シーズンにはウェストハムを離れなければならない。彼は強いパーソナリティーがあるようだし、チェルシーにとって良い補強になるだろう」と、自身の見解を語っている。
14歳までチェルシーのアカデミーに所属していたライスの再獲得は、フランク・ランパード監督や元イングランド代表DFジョン・テリー氏ら、ギャラスと同時期に活躍したOBたちも強く望んでいる。プレミアリーグを代表する名手となったライスは、再び青いユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)