米メディア選出のW杯アジア最終予選「5大マッチアップ」 日本からはあの2人の対決が…
もしレスターがプレミアを制覇したら…
プレミアリーグ首位を独走するレスターで先発の座を確保している岡崎は、タイ代表のムアントンGKカウィン・タンマサッチェナンとの対決が必見とされている。タイで絶大な人気を誇るプレミアリーグで活躍する岡崎は、現地での試合でフィーバーを巻き起こすと予想されている。
「もしもレスターがプレミアリーグを優勝するなら、9月の日本代表のバンコク遠征はシンジ・オカザキの存在のおかげでさらなるビッグイベントとなる。日本のストライカーはフォクシーズ(レスターの愛称)成功の不可欠な役割を担い、”天使の街”で歓待されることは間違いない。(日本代表の)100試合で48得点と岡崎は素晴らしいゴール記録を誇っている。東南アジアとのつながりがなくても、タイにとっては必見の男だ」
寸評では日本代表FW本田圭佑でもMF香川真司でもなく、岡崎こそが主役と持ち上げられている。レスターのオーナーはタイ人で、プレミアリーグで躍進するチームの人気は東南アジアで急上昇中で、攻守に圧倒的な運動量を誇る岡崎の人気も高まっているようだ。
一方、タイの守護神カウィンは欧州リーグでのプレーを目標としているが、「バンコクで行われるW杯予選でイングランド王者のストライカーと対峙することが移籍の次にいいこと」と指摘。レスター旋風に貢献している岡崎はアジアにおける知名度を高め、本田、香川というこれまでの二大エースを凌ぐほどの存在感を放っている。
その他の注目マッチアップには、韓国代表のトットナムFWソン・フンミンと、中国代表の広州恒大DFで「中国のセルヒオ・ラモス」の異名を持つチャン・リンペンの対決も選出。昨年のアジア杯でアギーレ・ジャパンを沈めたUAEの司令塔オマール・アブドゥルラフマンとタイ代表のムアントンMFサラフ・ヨーイェン、オーストラリア代表の元浦和DFマシュー・スピラノビッチとサウジアラビアのモハメド・アルシャラウィとナサール・アル・シャムラニのコンビも選出されている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images