米メディア選出のW杯アジア最終予選「5大マッチアップ」 日本からはあの2人の対決が…

難敵揃いのB組 アジア最強の“天敵”とのマッチアップに最注目

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせ抽選会が終わり、日本代表は難敵揃いのB組に入った。A組、B組ともに激戦が予想されるなか、今回の最終予選注目の「5大マッチアップ」に、レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司とサウサンプトンDF吉田麻也の2人が選出。特にプレミアリーグ人気の高いタイでは、「岡崎フィーバー」が予想されている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が特集した。

 真っ先に登場したのは、吉田とオーストラリア代表FWティム・ケーヒル(杭州緑城)のマッチアップだ。

 プレミアリーグ・エバートンなどで活躍してきた36歳のベテランは、日本キラーとして名を馳せている。寸評では「オーストラリアのゴール量産の神と日本一流のセンターバックの対決は、どんな戦いになるのだろうか。ケーヒルはサムライブルーとの戦いをエンジョイしている。2006年6月にカイザースラウテルンでサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)が0-1でリードされた後半に、途中出場した後のことはご存知のとおり。日本戦の最近の対決では6分間で2ゴールを決めている」と紹介されている。絶大な決定力のみならず、「空中戦でトラブルを引き起こす」と予想されている。

 一方、吉田に関しては「セインツ(サウサンプトン)のバックラインの一員となり、フィジカル的な負荷の高いプレミアリーグにうまく適応している」と評価されている。「サムライブルーとの対決は、ケーヒルにとって最後となる可能性が高い。日本のトップセンターバックは彼を止めたいと願う一方、日本のファンが最も恐怖するアジアの選手」と分析されている。

 

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