「自分の表現方法を見つけられず」 アル・アイン移籍の中島翔哉、ポルト退団の“ワケ”は?
ポルトのコンセイソン監督との関係が上手くいかず、とポルトガル紙が見解
日本代表MF中島翔哉は、現地時間16日にポルトガルのFCポルトからUAEのアル・アインへ6月末までの期限付き移籍となったことが発表された。ポルトガル紙「A BOLA」は、ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督との関係を「常に問題を抱えている」と指摘している。
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アル・アインは公式サイトで加入を伝え、「リーグ戦と2021年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でプレーする」と言及。そして、「徹底的な調査とすべての関係者による良い仕事の結果、ここで必要なレベルの選手と契約したと思っている」という、強化責任者のデビット・プラット氏のコメントを掲載した。
また、中島自身は「アジアで最高のクラブの一つでプレーできることをとても嬉しく、誇りに思う」としたうえで、「いくつかのクラブでプレーする間、多くのチャレンジを経験し、サッカーに対する情熱があったからこそ乗り越えてきた。この大きな野心を持ったチームで新たな挑戦を始める。チームメイトとともに目標を達成したい」とコメントしている。
この移籍に関して、「A BOLA」紙は期限付き移籍が発表されたことを伝え、「2019年にドラゴンズ(ポルト)にやってきて、公式戦37試合に出て1ゴール(国内カップ戦)だけ。ポルトの哲学、セルジオ・コンセイソン監督との関係は常に問題を抱えていて、彼はピッチに立っての自分の表現方法を見つけることができなかった」と、首脳陣との関係性と残した結果について指摘されている。
決定前のポルトガルメディアの報道では、中島は半年後のポルト復帰を目指しているという意向が伝えられていた。しかし、指揮官との関係性などポルトガルにおける総合的な状況は厳しく、UAEで傑出したプレーを見せることが少なくとも必要だと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)