CL準決勝の組み合わせが決定! “ペップ・ダービー”は実現ならず
初の4強シティが11度目の王者狙うレアルに挑む
欧州チャンピオンを決めるベスト4の激闘の組み合わせが決まった。15日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝組み合わせ抽選会が開かれ、対戦カードが決定。ジョゼップ・グアルディオラ監督が今季の指揮を執るバイエルン・ミュンヘンと、来季から指揮を執るマンチェスター・シティによる“ペップ・ダービー”は実現しなかった。
現役時代にイタリアのインテルで活躍した元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチ氏が引き当てた一つめの対戦カードは、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードとなった。シティが第1レグにホーム、レアルが第2レグをホームで戦う。そして、全ての抽選後の追加抽選により、このカードの勝者が決勝戦でホーム側のサイドを使用することも決まった。
オイルマネーで莫大な投資を続けるマンチェスター・シティは、決勝T1回戦でディナモ・キエフ(ウクライナ)を合計スコア3-1で下して初の8強に進出した。準々決勝ではパリ・サンジェルマン(フランス)と対決。敵地での第1戦はMFフェルナンドの痛恨のミスから失点を許したが、2-2のドローでしのいだ。続く第2戦は5500万ポンド(約85億円)で獲得したMFケビン・デ・ブライネの一撃で1-0と勝利し、準決勝へと進んだ。
レアル・マドリードは、決勝トーナメント1回戦でローマ(イタリア)を合計スコア4-0で下した。準々決勝のヴォルフスブルク戦は第1戦を0-2で落としたが、第2戦でエースFWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックの活躍を見せて3-0の大逆転で6大会連続となる4強進出を果たした。ジネディーヌ・ジダン監督率いるチームは、今大会10試合で16得点とゴール量産体制に入っているCR7を中心に、11度目の欧州制覇を目論んでいる。
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