「地上戦でも空中戦でも常に先手」 冨安健洋、ヴェローナ戦完封勝利で伊メディア絶賛
センターバックでフル出場し、相手FWカリニッチを封じるなど活躍
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、現地時間16日のセリエA第18節ヴェローナ戦にフル出場。1-0の勝利に貢献し、イタリアメディアから「冨安を抜くことはできない」と絶賛されている。
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ボローニャは前半19分にイタリア代表MFリッカルド・オルソリーニによるPKで先制すると、虎の子の1点を守り切った。センターバックで出場した冨安は、後半に相手FWニコラ・カリニッチに背後を取られた危険な場面が一度あったものの、それ以外は無難に守り切った。これまでにも失点の多さが指摘され続け、シニシャ・ミハイロビッチ監督の進退問題にすら発展する気配を見せていたチームだが、無失点という大きな価値ある勝利を得た。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、冨安に「6.5点」を与え、「今回はセンターでの出場だったが、失望させなかった」と、右サイドバックでプレーした時に比べて厳しい評価の多かったセンターバックで試合をまとめ上げたことを評価された。
また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、冨安を「7点」と採点。寸評では「カリニッチを寄せ付けず、地上戦でも空中戦でも常に先手を取った」と高評価。記事のタイトルでも「冨安を抜くことはできない」と絶賛している。
接戦を制したボローニャの最終ラインのなかで確かな存在感を示した冨安は、センターバックでの評価を再び高めることに成功したと言えそうだ。
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