ミハイロビッチ電撃解任でミラン空中分解の危機 今季ブレークで期待のアタッカーも移籍か

交通事故での離脱が電撃解任の要因に

 ACミランのU−21フランス代表FWエムベイェ・ニアングがプレミアリーグ首位レスター・シティなど数々の獲得のオファーを受けていることが明らかになった。イタリア移籍情報専門メディア「ジャンルカ・ディ・マルツィオ・コム」が報じている。

 ニアングは今季リーグ戦16試合5得点4アシストと結果を残している。圧倒的なフィジカルを生かしたダイナミックなプレーのみならず、今季はシニシャ・ミハイロビッチ前監督に鍛えられ、前線のプレッシングマシーンとしても奮闘し、前線のキーマンとなった。日本代表FW本田圭佑もニアングの名前を挙げて評価していた。

 ニアングはガールフレンドの運転する車に同乗中に交通事故に遭遇。左足首を手術し、今季絶望とも報じられている。キーマンのニアング離脱とともにミランは失速し、ミハイロビッチ監督解任の大きな要因となっている。

 1月の移籍市場で日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティも獲得に乗り出した大器は移籍市場での人気銘柄だという。レスターに加え、ストーク・シティというプレミア勢に加え、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントも獲得に乗り出しているという。

 恩師ミハイロビッチ監督の電撃解任で一寸先は闇となったミラン。期待のアタッカーは来季本田、岡崎、香川の誰かと共にピッチに立つのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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