“無所属”香川真司の新天地はトルコ? 元Jリーガーも所属…アンタルヤスポル移籍浮上か
「検討されている最も新しい提案の一つ」とスペインメディア報道…ポドルスキ、シャヒンらが所属
2020年10月にスペイン2部サラゴサとの契約を解除したMF香川真司は現在、無所属の状態が続いている。今冬の移籍市場で新天地を求めるなか、トルコ1部リーグのアンタルヤスポルが獲得に動いていると、スペインメディア「エル・デスマルケ」が報じている。
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香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍して欧州進出を果たすと、ブンデスリーガ2連覇などに貢献した活躍が評価され、12年6月にプレミアリーグ名門マンチェスター・ユナイテッドへステップアップ。その後はドルトムントへ出戻り4年半を過ごした後、19年1月に出場機会を求めてベジクタシュに期限付き移籍した。
そして同年夏、サラゴサに加入して憧れのスペイン初上陸を果たすと、開幕当初は先発出場を重ねていたものの、中盤戦以降は出場機会が減少してチームも昇格を逃してしまう。戦力刷新の必要性が指摘されたなか、香川はEU圏外枠であることに加え、高給に見合うパフォーマンスを発揮できなかったため、両者合意のうえでの退団が昨年10月に正式決定した。
その後は様々な海外クラブの名前が噂に上がり、古巣のC大阪も復帰の打診をしていることを明かしたが、香川本人は欧州での挑戦継続をSNSで表明。そうしたなか「エル・デスマルケ」は「カガワの将来はトルコを通過する可能性」と見出しを打ち、新たな移籍先候補として「検討されている最も新しい提案の一つはトルコのアンタルヤスポル」と報じた。
アンタルヤスポルは「1部リーグの中位におり、来季の欧州カップ戦の出場圏内を懸けた戦いをすることが可能になるかもしれないチーム」としたうえで、「カガワのプロフィールは最近の補強選手のうちの数人と重なるところがある」と指摘。「これまでにポドルスキ、ヌリ・シャヒンという実績あるベテラン選手が加わっており、同時にアレシャンドレ・パトの補強にも関心を持っている」と、チームには2017年から19年までJリーグのヴィッセル神戸でプレーした元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキや、ドルトムント時代に共闘した元トルコ代表MFヌリ・シャヒンが在籍しており、新たに元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトも狙うなど、実績豊富な選手の獲得に力を入れているという。
「名前が知られた選手」であり、米MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFCやドイツのシャルケ、オランダのアヤックスへの加入も報じられている香川。果たして今冬の移籍市場で、31歳の日本人アタッカーはどんな決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)