「10年前のミランとは違う」 イブラヒモビッチ、名門復活に意欲「自分がリーダーに…」
財政難に陥った時期に本田圭佑らが加入
イブラヒモビッチが12年に退団したのは、クラブの財政的な問題が大きかったとされている。同時期にはブラジル代表DFチアゴ・シウバ(チェルシー)も退団し、攻守の要が失われた。その後、元イタリア首相でもある当時のシルビオ・ベルルスコーニ会長は大きな投資をできず、強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニ氏は政治力を生かしつつも契約満了選手の獲得に舵を切った。元日本代表MF本田圭佑が加入したのもこの時期で、財政難もあり、必要以上にマーケティングの側面が指摘された。
【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!
その後、中国資本への売却を経て現在は米ファンド「エリオット・マネジメント」が経営権を持つ。その身売り説も根強く、必ずしもすべてが安定しているとは言い難いものの、イブラヒモビッチが牽引する今の若手の多いチームがリーグ優勝やCL出場権を獲得すれば、財政の安定や名門復活も近づいてくるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page1 page2