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ミランサポーターが激怒 2年で5度の監督交代に会長とCEOを「無能」と糾弾
サポーターグループが憤怒の声明を発表
ACミランは12日、シニシャ・ミハイロビッチ監督を電撃解任し、下部組織で指揮を執っていたクリスティアン・ブロッキ氏の後任監督就任を正式発表した。2014年のマッシミリアーノ・アッレグリ政権崩壊から5度目の監督交代となった名門。サポーターグループは、これに激怒し、シルビオ・ベルルスコーニ会長とアドリアーノ・ガッリアーニCEOを「無能」と糾弾して抗議行動を予告した。
憤怒の声明を発表したのは「クルバ・スッド」と呼ばれるサポーターグループ。昨季終盤は移籍金ゼロなどの訳あり補強を数年間展開し、弱体化したミランの体たら くに抗議し、応援をボイコット。ゴール裏を空にした経緯もある。
「4人目の監督が自分の責任ではないもののために代償を支払うことになった。アッレグリ監督の解任から全ては始まった。彼の能力は新しいチームの結果を見れば明白だ。クラレンス・セードルフの茶番に続き、ミハイロビッチという稲妻のつえを用い、ピッポ・インザーギ政権を終わらせた。無罪の人間であるミハイロビッチはアドリアーノ・ガッリアーニの無能さとベルルスコーニ会長の承認により、ツケを支払うことになったのだ」
ミランを30年以上に渡り仕切ってきた経営陣に強烈な「NO」を突きつけている。昨季の怒りの声明時にやり玉に上がったのはガッリアーニ氏のみだったが、周囲の反対を押し切っ て解任を強行した名物オーナーがついに糾弾の対象となっている。
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