中村俊輔の伝説FK弾、“スコットランド史上最高のゴール”候補に選出 「何よりも特別なもの」
当時の世界最高GKファン・デル・サールが「呆然と取り残されていた」
「日本のアイコンがグラスゴーにいた4年間は、輝かしい瞬間に溢れていた。だが、その最高傑作は、CLでマンチェスター・ユナイテッドを相手に決めた一撃だ。30ヤードの距離から決めた完璧なFKは、サー・アレックス・ファーガソン監督のチームを撃破し、セルティックを史上初の16強に導くものだった。歓喜したゴードン・ストラカン監督が、クリスティアーノ・ロナウドや仲間たちを置き去りに、あれだけのスピードでタッチライン際を走ったことはなかった。
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人々は、中村はFKを蹴ることを楽しんでいただけだと言うかもしれない。だが、最大の舞台で彼のトレードマークであるスキルを示したことが、何よりも特別なものにしている。エドウィン・ファン・デル・サールはこの時、世界最高のGKだった。しかし、プレーメーカーが喜び、走り去った時も、彼は呆然と取り残されていた」
15年の時を経て、改めて脚光を浴びた中村の直接FK。セルティックのファンは、スーパーゴールが生まれるたびに、この瞬間を思い出しているかもしれない。