レアルが今冬にFW緊急補強か ベンゼマの“代役”不在、スペイン紙が挙げた候補者は?
ヨビッチ放出で“9番タイプ”の代役が不在…アグエロ、ジルーらの獲得に動く?
レアル・マドリードは14日、クラブの公式サイトでセルビア代表FWルカ・ヨビッチがフランクフルトに期限付き移籍することを発表した。フランス代表FWカリム・ベンゼマへの依存度が高くなっているクラブは、新たなストライカー獲得に動く見込みだが、その候補者には驚きの名前が挙がっている。スペイン紙「AS」が報じた。
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2018-19シーズンにフランクフルトで公式戦48試合27得点とゴールラッシュを見せ、欧州中のビッグクラブの熱視線を集めたヨビッチは、19年夏にレアルへの移籍を選択する。レアルは6000万ユーロ(約76億円)を支払い、当時21歳のストライカーを獲得したが、ヨビッチはチームにフィットせず、1年目の昨季は公式戦27試合2得点にとどまり、今季も5試合に出場してノーゴールだった。
セルビア代表ストライカーに見切りをつけたレアルは、古巣フランクフルトへヨビッチを放出し、今冬の移籍市場で新たなストライカーを探すことになったようだ。ただし、レアルは将来的なエース候補としてフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)の獲得を目指しているため、“短期間の穴埋め”が主眼になるようだ。
「AS」紙は、「ルカ・ヨビッチの退団により、背番号9(ストライカー)はカリム・ベンゼマとマリアーノ(・ディアス)のみになった。後者はフランス人監督からほとんど出場時間を与えられていない」と、クラブの現状を報じた。
そのうえで、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーという今夏で所属クラブとの契約が満了となる実績豊富な2人に加え、レアルの下部組織出身で現在はエスパニョールで活躍を続けるスペイン人FWラウール・デ・トマス、ナポリのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクを即戦力の補強としてリストアップしたという。
また、同紙は若手の候補としてアヤックスに所属する20歳のブルキナファソ代表FWラシナ・トラオレ、AZの19歳オランダ代表FWマイロン・ボアドゥ、セルティックの22歳フランス人FWオドソンヌ・エドゥアールといった名前も挙げている。
スペイン・スーパーカップでも準決勝でアスレティック・ビルバオに1-2で敗れ、決勝進出を逃したレアル。“白い巨人”の一員になるのは多くのサッカー選手にとって夢だが、苦しむレアルは、救世主となるストライカーを冬の移籍市場で獲得できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)