レスター岡崎も氷漬け! 奇跡のプレミア初制覇を後押しする秘密兵器はマイナス135度の全身冷凍療法装置

秘密兵器はお値段1550万円

 その効能を肌で実感しているのはイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディだ。「凍結療法は、本当に凍っている気分になるんだよ!」と冗談めかしながらも、シーズン中に負った臀部のケガを乗り越えられたと実感している。

「冷凍療法は回復を本当に早めてくれるんだ。だからクラブがこれを採用したのは、本当に素晴らしいことだと思うよ」

 この装置はヴァーディだけでなく、アルジェリア代表MFリアド・マフレズ、キャプテンのDFウェズ・モーガン、そして日本代表FW岡崎慎司らすべての選手たちが有効活用している。

 岡崎は屈強なDFの激しいタックルを浴びながらも、リーグ第30節のニューカッスル戦で芸術的なオーバーヘッドシュートを決めるなど、終盤戦もその精力的な動きは落ちていない。侍ストライカーを筆頭に、レスターの選手たちがシーズン終盤戦でもハイパフォーマンスを保つことができている理由は“氷漬け”の日々にあることは間違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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