名門シャルケ、“降格危機”で大ベテランFWの復帰を画策 今季限りの引退表明でプレー期間あと半年
アヤックスの元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールが電撃復帰か
元日本代表DF内田篤人氏がプレーしていたことでも知られるブンデスリーガのシャルケは現在リーグ戦で18チーム中17位に沈んでいる。降格の危機が迫る名門に、今季限りでの引退を表明している大ベテラン復帰案が浮上しているという。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が報じた。
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復帰の可能性が持ち上がっているのは、アヤックスに所属する元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラール。2010年から17年までシャルケに在籍し、11-12シーズンには29得点でブンデスリーガ得点王にも輝いたかつてのエースストライカーだ。現在37歳で、昨年12月には今季限りでの現役引退を表明している。
スパイクを脱ぐまであと半年というなか、“救世主”としてシャルケへの電撃復帰という可能性が取り沙汰されている。報道によれば、シャルケのヨハン・シュナイダーSD(スポーツディレクター)がフンテラール復帰を検討しており、今週初めにはすでにオランダに滞在していたという。
深刻な不振にあえぐシャルケは今季ブンデスリーガで第15節までにわずか1勝(4分10敗)しか挙げられず、勝点7で18チーム中17位に沈む。1990-91シーズン以来の2部降格も現実味を帯びているなか、最悪の事態を避けるためにクラブは経験豊富で冷静なストライカーを探しているが、その求める選手像に合致するのがフンテラールだという。
フンテラールもすでにシャルケの選手と復帰に関して意見交換を行っているという。オランダが誇る点取り屋はキャリアの最後にもう一度シャルケでプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)