リバプール、オランダ代表MFの“後釜”にウディネーゼの「10番」獲得か 42億円に“値下げ”で争奪戦
リバプールMFワイナルドゥムが今季限りで契約満了へ
イングランド・プレミアリーグのリバプールは、今季限りで契約が満了するオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの後釜に、イタリア・セリエAのウディネーゼで背番号「10」をつけるアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルをリストアップしていると英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ワイナルドゥムは今季限りでリバプールとの契約が満了するが、その契約延長には合意していない。すでに他クラブが来季の獲得オファーを移籍金なしで選手へ直接出せる状況にあり、ロナルド・クーマン監督が獲得を熱望するバルセロナ行きが現実的だというのが評判になっている。
そうしたなかでリバプールは、ウディネーゼのデ・パウルに注目しているという。アルゼンチン代表として2019年の南米選手権にも出場しているセンターハーフは、今季のセリエAで16試合出場3ゴール2アシスト。2016年夏にスペインの強豪バレンシアからやってきたデ・パウルは、契約が一度更新されて2024年6月までの期間になっている。
一方でデ・パウルに関しては、同じイタリアのユベントスとインテル、イングランドでは彼を高く評価する同じアルゼンチン人のマルセロ・ビエルサ監督が率いるリーズが獲得への興味を持つとしている。そして、新型コロナウイルスの影響で財政状況の良くないウディネーゼは、3500万ユーロ(約42億円)に要求額を下げたとした。
現在26歳と選手としては最盛期にあるデ・パウルは、来夏に向けて大きな注目を集めている。ワイナルドゥムの後釜として、リバプールはこのアルゼンチン代表MFの獲得を進めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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