「命がけで走った」海を越えて賞賛されたドルトムント香川の守備的貢献 EL準々決勝敗退も米メディア高評価

「不運な事に、90分間奮闘できず」

「日本のミッドフィルダーは命がけで走っているようだった。勤勉なパフォーマンスを見せた。彼は対戦相手のパスの選択肢を制限し、前半での試合の主導権を握ったドルトムントを手助けした。不運な事に、香川は90分間奮闘することができなかった」

 ボールを持った際のクオリティから「小さな魔法使い」とドイツメディアから呼ばれる香川だが、恩師ユルゲン・クロップ監督との運命の再戦で鬼気迫る守備面でのパフォーマンスが絶賛の対象となった。残念ながら香川はDFマティアス・ギンターと交代後、チームはまさかの2失点。8強での敗退が決まった。とはいえ2016年に入って以降のシステム変更に伴い調子を落とし、ポジションも失った状況を乗り越え、香川は終盤戦に本来の輝きを取り戻そうとしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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