去就注目のメッシ、退団でもバルサから巨額収入? 「49億円の支払い義務」を現地指摘
年俸以外のボーナス収入が存在、残額支払いは今季終了時から開始と「マルカ」紙報道
バルセロナとの契約が2021年6月末までのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、契約満了に伴い、クラブを離れるとされている。しかし、仮にメッシが退団することになっても、バルサにはメッシへの巨額の支払い義務があるようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルサの下部組織“ラ・マシア”出身で、2004年のトップチーム昇格以降クラブ一筋を貫いてきたメッシ。これまで通算600ゴール以上を奪ってクラブの黄金期にエースとして君臨し、チームとしても個人としても数多くのトロフィーを手にした。
バルサ一筋でキャリアを終えると思われていたメッシだが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長との対立などが浮き彫りとなり、今季開幕前にクラブに退団を申し出たことが明らかに。最終的にもう1シーズン残留することが決まったが、冬の移籍市場での移籍か、もしくは契約満了となる今夏に移籍金ゼロで退団すると報じられている。
通常であれば契約満了を迎えた選手に対して、クラブが引き続き、給料を支払うことはない。しかし、年俸が1億ユーロ(約126億円)とも報じられているメッシについては、例外的な取り決めがあるようだ。
「マルカ」紙によれば、「2017年に結ばれたメッシの契約には1億ユーロの契約に加え、7800万ユーロ(約99億円)のボーナスがある」という。そして、「すでに何度か支払いが遅延されているこのボーナスは、3900万ユーロ(約49億円)ずつ、2つの期間に分けて支払われることになっている。最初の支払いは昨年7月に完了した。そして2回目の支払いは、2020-21シーズンの終了時から始まり、4年間で8回に分けて支払われる」と、報じている。
つまり、この支払いが終了するのは2025年で、仮にメッシがバルサから退団しても1年間あたり約12億円以上を支払うことになるという。この契約を結んだ時点では、メッシが退団することなどバルサ陣営は想像もしていなかったに違いない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)