手倉森Jをリオで待ち受けるワールドクラスの猛者たち アーセナルの若き天才司令塔が最初の試練に!
コロンビアはブラジルW杯でザックJを一蹴した経験者も
中2日で迎える7日の第2戦の相手はコロンビアとなる。今年1月から2月にかけて行われた南米予選ではアルゼンチンに次ぐ2位で、米国との大陸間プレーオフを制して本大会へと駒を進めた。南米予選にオープン参加したブラジル相手に決勝リーグで3-0で快勝するなど、その実力は侮れない。そのブラジル戦で2得点を奪ったFWホアオ・ロドリゲス、14年ブラジルワールドカップ日本戦に出場し、現在レンヌに所属するMFフェルナンド・キンテーロらが五輪メンバーに名を連ねそうだ。
そして10日のグループリーグ最終戦の相手は、昨年6月のUEFA U-21欧州選手権で優勝したスウェーデンだ。今大会の候補選手には、ベンフィカ所属のDFヴィクトル・リンデロフら欧州各国の強豪クラブに所属する選手も多い。
3カ国とも将来を嘱望される選手が多いと同時に、オーバーエイジ枠ナイジェリアはチェルシーMFジョン・オビ・ミケル、コロンビアはレアル・マドリードMFハメス・ロドリゲス、スウェーデンではカリスマFWズラタン・イブラヒモビッチらといったビッグネームを招集する可能性も否定できない。“死の組”とも称されるB組だが、手倉森誠監督率いる若き日本代表はアジア最終予選でも見せた勇敢な戦いぶりで、ロンドン大会に続くグループリーグ突破を果たしたいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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