手倉森Jをリオで待ち受けるワールドクラスの猛者たち アーセナルの若き天才司令塔が最初の試練に!

英国からのオファーを蹴ったナイジェリア代表イウォビが最大の脅威

 8月に開催されるリオデジャネイロ五輪サッカー競技の組み合わせ抽選会が14日にマラカナン・スタジアムで行われ、日本代表はナイジェリア、スウェーデン、コロンビアと同じB組に入った。対戦3カ国の大陸予選勝ち上がりからキープレーヤーを分析した。

 1月に行われたアジア最終予選(AFC U-23選手権)を優勝した日本代表は第1シードに入ったため、開催国ブラジル、前回の2012年ロンドン五輪金のメキシコ、04年アテネ、08年北京と連覇を果たしたアルゼンチンとは別組になった。だが、対戦する3か国も非常に骨のある強敵だ。

 まずは8月4日に迎える初戦の相手、第2シードのナイジェリアだ。昨年11月から12月にかけて行われたU-23アフリカ選手権で初優勝を果たしている。同大会でMVPに輝いた主将のMFオケチュク、5得点を挙げて得点王となったFWエトボらが中心選手となる。またアーセナルで今季プレミアリーグで2得点を奪っているFWアレックス・イウォビも招集が見込まれている。「ナイジェリアの黒い真珠」と呼ばれた元ナイジェリア代表の天才司令塔オコチャの甥はパスセンスと決定力を誇り、強豪アーセナルで終盤戦に攻撃的MFの定位置を確保した。

 イングランドサッカー協会もA代表での招集に動くなど、イウォビの代表チームを巡り、壮絶な綱引きが展開されたほどの実力者だ。手倉森ジャパンにとっては間違いなく脅威となる。

 

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