「膨大な運動量」「脅威になった」 悲劇のEL敗退劇にも奮闘のドルトムント香川に独紙も絶賛

香川交代時にはチャントもわき起こる!

 チームトップ評価は1ゴールを挙げたMFロイスで1.5点。MFカストロと主将DFフンメルスが香川とならぶ2.5点で並んだ。チームワーストは、ダブルボランチの一角で先発フル出場したMFバイグルで4.5点だった。

 また香川に対する辛口評価の続く「ルールナハリテン」紙の採点では、平均点といえる3点にとどまった。同紙ではロイス、ムヒタリアン、バイグルが2点でトップタイ。FWオーバメヤン、DFフンメルス、GKヴァイデンフェラーが2.5点。カストロとシュメルツァーが香川と同じく3点。また、DFソクラティスとDFピスチェクが3.5点でチームワーストタイだった。

 採点するメディアによって、その評価は大きく別れる結果となった。香川ら多くの選手にとっては、恩師クロップ監督との再会ということで注目を集めたリバプール戦だったが、劇的な展開の末にドルトムントにとっては2016年公式戦初黒星をつけられた。今季初タイトルを狙っていたドルトムントの野望は、かつての名将に阻まれた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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