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「膨大な運動量」「脅威になった」 悲劇のEL敗退劇にも奮闘のドルトムント香川に独紙も絶賛
リバプール戦でチーム最高点タイを与えるメディアも
ドルトムントの日本代表MF香川真司は14日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦リバプール戦にトップ下で先発出場し、後半32分までプレー。先制点に絡むなど精力的な働きを見せた「小さな魔法使い」に、ドイツメディアは「膨大な運動量」「脅威となった」と高評価を与えている。チームは2点リードをひっくり返され、2戦合計で4−5でまさかの逆転負けを喫した。独地元メディアによる個人的な評価は高かった。
先発出場で後半32分までプレーした日本代表MF香川真司は前半5分、カウンターからMFムヒタリアンのパスを受けるとドリブルで中央を進撃。右サイドのカストロへ展開し、そのクロスをオーバメヤンがボレーで合わせると、最後はGKが弾いたところにムヒタリアン詰めて先制ゴールが生まれた。
昨季までドルトムントを率いた恩師ユルゲン・クロップ監督との運命の再戦となった7日のホーム初戦(1−1)では出番のなかった香川は、この試合では先制点に絡んだ他にもゴールに迫るプレーを見せた上に、守備でも奮闘。後半32分にはDFギンターとの交代でピッチを後にした。その後、チームは2失点を喫し、敗退となった。
独地元紙「WAZ」の採点では(1が最高、6が最低)、香川にはチーム2位タイの2.5点の高得点が与えられた。寸評でも高く評価されている。
「膨大な運動量でボールを追いかけて、よく走っていた。特にリバプールのプレーメーカーであるエムレ・チャンを妨害していた。1−0となった後も攻撃に絡み、44分にはゴール前に飛び出して相手の脅威となった。77分の交代シーンではファンから、やはり“シンジ・カガワ”のファンからのチャントで送り出された」
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