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ユナイテッド黄金期DF、2020年“ベスト11”選出 「メッシ居場所なし」の人選に英注目
ファーディナンド氏、リバプールから最多5人選出 昨季31得点のメッシは選外に
マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランドDFリオ・ファーディナンド氏が2020年のベストイレブンを選出。プレミアリーグ王者リバプールから最多5人が選出される一方で、古巣ユナイテッドからは0人。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも選出から外れる結果となった。
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ファーディナンド氏は「EA Sports FIFA Team of the Year」として自身が選ぶ2020年のベストイレブンを選定。4-3-3システムで選りすぐりの11人を示した。
GKはリバプールを最後方から支えるブラジル代表GKアリソン・ベッカー。最終ラインは右からイングランド代表DFトレント=アレクサンダー・アーノルド(リバプール)、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)、カナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン)の4人が並んだ。
中盤は3人。昨季バイエルンで3冠達成に貢献し、今季からリバプールでプレーするスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの2人のプレーメーカーが横に並び、アンカーにバイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが配置されている。
前線の3トップは左右のウイングにユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとリバプールのセネガル代表FWサディオ・マネ、そしてセンターにバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキとなった。
英紙「デイリー・メール」は11人の顔ぶれを伝えた上で、「リオネル・メッシ、ブルーノ・フェルナンデスの居場所なし」とファーディナンド氏が2選手を選外としたことを特筆している。
バルセロナは昨季12シーズンぶりの無冠に終わったが、そのなかでもメッシは公式戦44試合で31得点と個人として際立った活躍を見せたが、マネ、ロナウド、レバンドフスキが並ぶアタッカー陣の牙城に割って入ることはできなかった。
昨年1月にスポルティングCPからユナイテッドに加入し、半年間のプレーでクラブの年間最優秀選手賞を獲得するなど大きなインパクトを残したフェルナンデスもチアゴやデ・ブライネに阻まれて選外に。ファーディナンド氏の古巣ユナイテッドで最も輝いた選手でさえ世界のベストイレブンには入らなかった事実が驚きの一つとして捉えられているようだ。