マンUポグバ、名誉挽回の華麗ボレー弾を英紙称賛 「永続的な価値を思い出させた」

バーンリー戦で決勝ゴールを決めたMFポール・ポグバ【写真:AP】
バーンリー戦で決勝ゴールを決めたMFポール・ポグバ【写真:AP】

延期分のバーンリー戦、膠着状態で迎えた後半26分に鮮やかなボレー弾で決勝点を記録

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、現地時間12日のプレミアリーグ第1節延期分バーンリー戦(1-0)に先発フル出場し、後半26分に鮮やかなボレーシュートで決勝点を挙げた。勝ち点3を手にしたユナイテッドは、リバプールをかわして暫定首位に浮上。英紙は「ポグバは永続的な価値を思い出させた」と勝利の立役者を称賛した。

 前節、2021年初戦でアストン・ビラを2-1で下し今季10勝目を挙げていたユナイテッド。UEFAヨーロッパリーグ出場の関係で延期となっていた第1節の敵地バーンリー戦が12日に行われた。

 前半はスコアレスで折り返しとなり、均衡が破れたのは後半26分。ユナイテッドは中盤でポグバが、空中戦に競り勝ってキープしたボールから攻撃を展開する。右サイドでパスを受けたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードはタメを作り、マイナス方向へ浮き玉のクロスを供給。ここへポグバが走り込み、右足のダイレクトボレーで合わせてゴールネットを揺らした。

 このゴールが決勝点となり、ユナイテッドはプレミアリーグで3連勝。勝ち点を36に伸ばし、同33のリバプールをかわして単独首位に浮上した。

 英紙「デイリー・ミラー」は「ポール・ポグバはバーンリー戦の衝撃的な活躍で世界でも最も優れた選手の一人であることを証明した」との見出しで報じ、フランス代表MFを称えている。

 最近は移籍騒動の過熱もあり、ポグバに対しては活躍が不十分との批判が相次いでいたが、この日は攻守に奮闘して勝利の立役者に。記事では、さらに「バーンリー戦のパフォーマンスで彼の永続的な価値を思い出させた」と伝えている。

 2016年に当時のサッカー界史上最高額となる8900万ポンド(約126億円)でユベントスから加入したポグバ。ユナイテッドでは浮き沈みの激しい時を過ごしているが、このバーンリー戦が自身の価値を改めて証明する機会になったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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