「後悔は一切ない」 J助っ人FWが21年間のプロキャリアを回顧「すべて成し遂げられた」
札幌FWジェイが英メディアのインタビューでプロキャリアを回想
J1北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイは、2021年シーズンで来日7年目を迎える。イングランド、イタリア、ウェールズ、日本のクラブを経験してきた38歳のストライカーは、自身のキャリアについて「後悔は一切ない」と語っている。
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ジェイは名門アーセナルの下部組織で育ち、2000年にコベントリーでプレミアデビュー。その後、イタリアのペルージャを経て、イングランドに戻ってプレミアリーグや英2部チャンピオンシップを舞台に戦った。
2014年にタイのムアントン・ユナイテッドに移籍すると、翌年にジュビロ磐田へ加入。1年目からJ2リーグ戦32試合20得点を記録してJ1昇格に貢献すると、2017年途中から札幌に加入し、新シーズンで在籍5年目となる。
英メディア「The Athletic」のインタビューで、21年間のプロキャリアを振り返ったジェイ。記事によれば、試合後の疲労回復に要する時間は以前よりも長くなっているというが、すぐに引退する予定はないと話したという。そして、札幌でプレーしている間にシャーレ(リーグタイトル)を掲げる野望を持っているとし、歩んできた足跡についても満足感を示している。
「僕は9歳でサッカーを始めた時、自分が思い描いていたことをすべて成し遂げられた。母国(イングランド)のためにプレーし、ヨーロッパ、プレミアリーグ、そして海外でプレーし、サッカーで(プロとして)食べていくことができた。自分の成し遂げたいことはすべてできたと思うけど、それはすべて自分の行動次第だった。
若かりし頃は、誰にも耳を傾けるつもりがなくて、正しい心構えではなかった。自分を見つめるよりも、いつも自分が正しいと思い、不満を漏らしていた。ただ、幸運なことに、僕はキャリアで素晴らしい時間を過ごすことができている。人々は期待した以上の成果を挙げられていないと言うかもしれないが、後悔は一切ないよ」
2010年にはイングランド代表も経験したジェイ。これまで培ってきた経験は、札幌のみならず、日本サッカーへ還元される部分も大いにあるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)