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プレミア審判団にレスターの”隠れ”サポーター!? 優勝を争うトットナム戦の主審が変更され話題に
過去にはトットナムファンの主審が騒動も
イングランドでは今回のように、主審が特定のチームをサポートしていることで、世間を賑わす事例はこれまでもあった。最も有名なところで言えばマイク・ディーン主審。トットナムサポーターとして有名な彼は、担当試合でトットナムがゴールを決めた際に、ガッツポーズをしていたという伝説がある。SNS上ではその疑惑のシーンが収められた動画が拡散され、トットナムのユニホームにディーン主審の顔写真がコラージュされた写真も多く出回っている。トットナムの宿敵であるアーセナルのサポーターは、オンライン署名サイトで「マイク・ディーンが今後アーセナルの試合を担当しないということをイングランドサッカー協会に要求する」という署名を呼びかけたこともあった。
先日、今季のレスター躍進の背景に、主審の判定が“レスター寄り”という特集が地元メディアでも組まれていた。レスターの選手が自陣ペナルティーエリア内で犯したハンドがしばし見過ごされ、“躍進の陰にレフェリーのアシストあり”との見方も出ている。優勝争いも佳境を迎え、ワンプレーの判定が優勝の行方を左右する。審判団も相当神経質になっているようだ。
フレンド主審はニューカッスル対マンチェスター・シティ戦の担当となり、トットナム戦はニール・スワーブリック主審が担当することに決定した。昨季2部降格危機に瀕したレスターのよもやの躍進は様々な逸話を生んでいる。今回の主審交代事件も、後世に語り継がれるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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