プレミア審判団にレスターの”隠れ”サポーター!? 優勝を争うトットナム戦の主審が変更され話題に

レスター在住のフレンド主審が、トットナム戦からマンC戦に急きょ担当変更

 イングランドサッカーのプロ審判協会「プロフェッショナルゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)」は、18日に予定されているストーク対トットナムの一戦で、ケビン・フレンド主審を担当から外したと発表した。異例の措置となるが、その予想外の理由が大きな話題を呼んでいる。英国営放送「BBC」が報じている。

 現在、プレミアリーグでは首位を独走するレスター・シティを、2位のトットナムが勝ち点差7で追う構図になっている。主審には公明正大な判定が求められるが、レスター奇跡の優勝の障壁となるトットナム戦を裁く予定だったフレンド主審が、レスターのサポーターだったことが発覚。PGMOLは、レスターファンがトットナム戦を担当することは公平性の欠如を招くと判断した。担当の変更について、PGMOLは「レフェリーの任命について、余計な詮索が起こることはふさわしくない」との声明を出している。

 フレンド主審はかつて、地元メディアに対し「私には(サポートしている)チームが2つある。1つはブリストル・シティ(チャンピオンシップ=英2部相当)。私はブリストル生まれだからだ。そしてもう1つがレスター。私はレスターに住んでいるんだ」と公言していた。こうした過去の発言が発掘され、今回の騒動につながっているようだ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング