“常勝軍団”青森山田、2年連続決勝で涙 黒田監督は選手に感謝「心が折れそうな時期も…」
コロナ禍で大会が中止となるなか、選手たちは「引きずることなくやってきた」
「高校総体やプレミアリーグが中止になり、心が折れそうな時期もあったと思う。ただ、私たち大人よりも子供のほうが切り替えて、高校選手権が実施されることを信じて積み上げてきた。彼らの頑張りや取り組み、顔を上げて引きずることなくやってきたことに頭の下がる思い。そういう意味では凄く感謝をしているし、プレッシャーの中でやってきてくれた。ファイナリストとして最後まで頑張ってくれたことを誇りに思う」
決勝戦の舞台では2年連続で敗れたが、初優勝を果たした第95回大会からの5大会で4回も決勝に進出して2勝2敗と、近年の高校サッカーにおいて“常勝軍団”と呼ばれるにふさわしい成績を残してきた。黒田監督は「来年は第100回大会で、三度目の正直で良い結果を出したい」と、すでに1年後の記念大会に視線を向けている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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