ペップの余裕 ポルトガル強豪とのCL4強対決熱望のC・ロナウドに異例の謝罪 「ベンフィカに勝ってごめんね」

「彼はベンフィカと戦うことはできない」

 ロナウドはかつてポルトガル強豪スポルティング・リスボンに所属していた。同じくリスボンを本拠地とするベンフィカとは強烈なライバル関係にあるだけに、ロナウドにとってもかつての宿敵ベンフィカとの対戦となれば、内に秘める闘志により火が付いたことだろう。

 ベンフィカとの再会というストーリーは泡と消えたが、それでもロナウドやレアルにとっては刺激ある顔ぶれが4強に顔を揃えたといえるだろう。14年のCLファイナルでも対戦し、バルセロナを撃破した勝ち上がってきた地元のライバル・アトレチコ・マドリード、ロナウドが2009年にユナイテッドからレアルへ移籍した当時、レアルを率いていたマヌエル・ペジェグリーニ監督率いるマンチェスター・シティ。そしてかつて宿敵バルセロナを率いたペップのバイエルン。ゴールラッシュを続けるロナウドが気持ちを高ぶらせるには十分過ぎる顔ぶれとなっている。絶好調のCR7はレアルを史上最多のCL11度優勝に導くことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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