味方からの縦パスを受けようとしたデレ・アリがピッチに足を取られて転倒＆一回転

　トッテナムは現地時間10日、FAカップ3回戦でイングランド8部のマリンFCと対戦。ブラジル人FWカルロス・ヴィニシウスがハットトリックを決めるなど、5-0と大勝したなかで、イングランド代表MFデレ・アリの珍シーンに脚光が当てられている。

　トッテナムは、ヴィニシウスが前半24分からのわずか13分間で3ゴールを奪うなど、前半だけで4点をリード。後半にも1点を追加し、格下相手に力の差を見せつけた。

　そのなかで、先制点をアシストしたアリが前半途中に“ハプニング”に見舞われた。前半途中、アリはタッチライン際でバックステップを踏みながらウェールズ代表DFベン・デイビスから縦パスを受けようとした。しかし、バランスを崩して転倒し、そのまま一回転。すぐにボールを追いかけたが、味方がカバーして事なきを得た。

　苦笑いするアリの背後で、この日温存となったエース格の韓国代表FWソン・フンミンはこらえ切れずに思わず爆笑。ベンチスタートとなったウェールズ代表FWギャレス・ベイルは冗談で“イエローカードだ”とばかりに右手を掲げて笑っていた。

　英紙「ザ・サン」は、「アリがコミカルな転倒をするなか、ソンが笑い、ベイルがイエローカードを要求する」と言及。英ラジオ局「talkSPORT」も「アリがつまずき、ソン・フンミンとギャレス・ベイルをヒステリックにさせた」と注目していた。