ウーデゴール、ベンチ入り5戦で出場5分の冷遇に現地紙言及 「ジダンはなぜ彼を忘れた?」
2015年の加入後、3クラブへのレンタルを経て今季レアルに復帰するも…
レアル・マドリードのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは、レンタル先のレアル・ソシエダでの活躍が認められて今季復帰を果たしたが、ベンチ入りした直近5試合で出場したのはわずか5分間のみと忘れられた存在となりつつある。スペイン紙「マルカ」は、ウーデゴールが冷遇されている現状について報じている。
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ウーデゴールは2015年にレアルに加入。ヘーレンフェーン、フィテッセとオランダでのレンタルを経て、昨季はレアル・ソシエダへ期限付き移籍。リーガで初めてフルシーズンを戦い抜き、公式戦36試合7得点9アシストを記録するなどチームの中心選手として活躍した。
今季ようやくレアルのトップチームに舞い戻ったウーデゴールだが、負傷も重なってここまで手にした出番はわずか9試合(リーガ7試合、UEFAチャンピオンズリーグ2試合)のみ。得点もアシストもいまだゼロと苦戦を強いられている。
直近の5試合はすべてベンチ入りしているものの、出場は2日のリーガ第17節セルタ戦(2-0)の5分間のみ。スコアレスドローに終わった直近のオサスナ戦(0-0)では交代枠5人のうち、3人しか交代が行われず、得点がほしい状況下でもベンチに座っていたウーデゴールに声がかかることはなかった。
この状況について、スペイン紙「マルカ」は「冷遇されたウーデゴール。ジダンはなぜ彼を忘れてしまったのか?」との見出しで、ノルウェー代表MFの置かれた厳しい状況について報じた。
記事では、ウーデゴールがピッチに立てない理由について2点を指摘。一つは昨年12月に負った怪我の影響から、単にジダン監督が起用に慎重になっているということ。そして、二つ目は35歳のクロアチア代表MFルカ・モドリッチが最高の状態に戻っているということ。怪我でコンディションが万全でないうえに、ポジションを争うライバルの好調に押された格好のようだ。
大きな期待を背負ってサンティアゴ・ベルナベウに戻ってきた22歳のレフティーは、シーズン後半戦で出番を増やすことはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)