アジア大会に臨むU-21日本代表にアウェーの洗礼!? エアコンなしの選手村に「暑いっす」
「色々落ち着かない部分もある」と手倉森監督
これもアウェーの洗礼かもしれない。
アジア大会連覇に挑むU-21日本代表の手倉森誠監督は13日正午から仁川近郊の安山市内で行った練習の後、「選手村に入って色々落ち着かない部分もあるが、色々整っていないのが常識だと考えればいい。割り切ってやっていこうと話した。うまく時間を使いながら、集中してやる。明日を迎えるのが楽しみ」と語った。「色々整っていない」というのは仁川市内の選手村のことだろう。
1トップでの先発が濃厚な新潟FW鈴木武蔵は「選手村ではエアコンがないので扇風機ですね。暑いっす。(ユニットバスで)風呂場の水も排水できないからトイレの方でシャワーを浴びてる。しょうがないですね」と語った。
選手村の宿舎は大会後に分譲マンションとして売り出す予定で、新築のはずだが、空調面と風呂はそこまで整備されていないようだ。気温25度ながらも体感温度が高く感じられるアウェーの宿舎では、心身ともに体を休めるのは難しいのかもしれない。
神戸DF岩波拓也は「日本ではいい環境でできているけど、こういうときにどれだけ自分たちのペースでやれるかが大事。こういうときにやれないと、五輪でもやれない。予選を突破して勝ち進んでいきたい」とアウェーの不慣れな環境でも、しっかり集中していく姿勢を見せた。
「とりあえずゴールを決めたいという思いでいる。ここでしっかり結果を残したい」
鈴木も気持ちを切り替えている様子で、14日のクウェート戦でゴールという結果を残すことを誓った。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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