“悪童”スアレスの問題行動再び CL8強アトレチコ戦でひじ打ち

39戦連続無敗ストップから公式戦連敗

 このプレーにアトレチコイレブンは激高し、ピッチ内で小競り合いが起きた。結局スアレスにはイエローカードが提示された。スアレスは第1戦でもDFフアンフランを蹴り、DFフェリペ・ルイスを突き飛ばす場面があり、フェリペ・ルイスが試合直後に「バルセロナは過保護だ」と不満をぶちまけていたが、この日は悪童ぶりが再び頭をもたげる格好となった。

 チームもアトレチコの堅固な守備を崩せず0-2で敗戦し、合計スコア2-3でCL連覇の可能性がついえた。先週末のリーガ第32節レアル・ソシエダ戦に続く完封負けで、公式戦39戦連続無敗を誇った時期の勢いを完全に失っている。そんな中でスアレスの振る舞いがさらにエスカレートしてしまえば、バルセロナにとっては大きな不安要素となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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