「奇妙な戦術を逆手にとった」メッシの直接FK弾に英注目「突然ピッチに身を投じたが…」
バルセロナはグラナダに4-0の快勝 メッシは直接FK弾を含めた2ゴールで勝利に貢献
バルセロナは現地時間9日、リーガ・エスパニョーラ第19節でグラナダと対戦し、敵地で4-0と勝利を収めた。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは2ゴールを奪ったが、英メディアは2得点目となった直接FK弾に脚光を当て、「バルセロナのスターがグラナダの奇妙な戦術を逆手にとった」と見出しを打って取り上げている。
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バルセロナはリーグ戦7試合負けなしで一時の不調から状況が好転しつつある。開幕当初は不振に苦しんでいたメッシも6日に行われたアスレティック・ビルバオ戦で2ゴールを記録し、復調した姿を示していた。グラナダ戦でも1-0 で迎えた前半35分に左サイドからのパスを押し込んでネットを揺らした。
さらに前半42分、ペナルティーエリア手前でFKを獲得すると、相手守備陣の壁をすり抜けるグラウンダーの一撃をゴール左隅に流し込んだ。英メディア「GIVE ME SPORT」は「バルセロナのスターがグラナダの奇妙な戦術を逆手にとった」と見出しを打ち、グラナダのFK対策を出し抜いたと指摘している。
得点の場面、グラナダ守備陣はニアサイドとファーサイド双方に壁を形成したが、ニアサイドに比重を置いた守備網でシュートの瞬間に壁の1人がピッチに倒れ込むトリックプレーを施してきたが、それをあしらうかのようにメッシはやや手薄なファーサイドを射抜いてみせた。
記事では、「リーガの守備陣は名高いFKに恐れながら生きている。対戦相手は回避するためにあらゆる対策を施してきた。しかし、滅多に目にしなかったのが、グラナダの選手が最後の数秒間で突然ピッチに身を投じたプレーだったがメッシはもう一方のサイドを狙って逆手をとった」と説明している。
グラナダとしては、あらかじめ壁に横たわらせるのではなく、キックの瞬間にピッチに倒れ込むことでメッシをグラウンダーのシュート誘い込む作戦を導入してきたが、結果的にメッシは逆サイドをグラウンダーのシュートでネットを揺らし、一枚上手であることを示してみせた。