CL4強出そろう レアル、バイエルンに加えバルサ撃破のアトレチコと初のマンC
レアルは6季、バイエルンは5季連続の4強
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の4強が出そろった。
昨季王者のバルセロナは、闘将ディエゴ・シメオネ監督率いる2シーズン前のファイナリスト、アトレチコ・マドリードに2試合合計3-2で敗れて姿を消した。アトレチコはファーストレグでFWフェルナンド・トーレスが先制点を挙げたものの、その後に退場処分。アウェーで数的不利な戦いを1-2と最少得点差で終えたことが、ホームでの戦いに優位に働いた。セカンドレグはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制すると、バルサの焦りを誘い終了間際に決定的な2点目を挙げ、2013-14シーズンに続き8強の戦いでバルセロナを退けた。
4強常連組では、レアル・マドリードはドイツのヴォルフスブルクに初戦で0-2と厳しいスタートになった。しかし、セカンドレグでポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックの活躍で3-0と勝利。大逆転劇を見せて6シーズン連続のベスト4進出を決めた。
また、今季限りでペップ・グアルディオラ監督が退任するバイエルン・ミュンヘンは、ポルトガルの強豪ベンフィカと対戦しファーストレグをホームで1-0の勝利。セカンドレグは先制を許したものの、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルとドイツ代表FWトーマス・ミュラーのゴールで逆転。その後、同点ゴールを許したものの2試合合計3-2で勝利し、5シーズン連続の4強を勝ち取っている。
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