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ミランと”2カ月契約”のブロッキ新監督 ワンマン会長ご執心の「トップ下布陣」導入を示唆
右サイドハーフ消滅で本田のポジションは?
「私のキャリアでは、4-3-3システムを実践してきた。4バックで中盤は3枚、3人の攻撃的な選手だ。他のオプションも持ちたいと思っている。プリマベーラでは後半戦にトレクァルティスタ(トップ下)を配置していた。このチームは3トップもできる選手がいる。トップ下でもプレーできるが、いずれにしても前線は3人だ。これは私が間違いなく使いたいフォーメーションだ」
ブロッキ新監督はこのように語った。ミハイロビッチ監督は昨年12月から、右サイドハーフに本田圭佑を、左にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラを固定する4-4-2システムにシフトし、上昇気流に乗った。だが、新監督はこのシステムの放棄を宣言。ベルルスコーニ会長の意向をピッチ上に反映させるべく、トップ下を置いたシステムの導入の可能性を明言していた。
今季1得点3アシストの本田は、序盤戦でトップ下を務めたが結果を出せなかった。ブロッキ新監督の下、かつて「自分の家」と語ったポジションで出場機会をつかむことができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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