久保建英は「何か違いをもたらせる」 ヘタフェの主力右MFとの“変化”を海外記者指摘
カメルーン代表DFニョムから右サイドのレギュラーの座を奪えるか
日本代表MF久保建英は、現地時間8日にレアル・マドリードからビジャレアルへのレンタルが打ち切りとなり、ヘタフェに半年間の期限付き移籍となることが正式発表された。海外記者は「何か違いをもたらせるかもしれない」と16位に沈むチームの“救世主”として期待している。
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久保は昨夏にレアル・マドリードからビジャレアルへ1年間の期限付き移籍。途中出場がメインながら開幕からコンスタントにピッチに立っていたものの、第14節から16節まで3試合連続で出番なし。そして、2021年最初の試合となったレバンテ戦で今季初のメンバー外、現地時間5日のスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)2回戦サモラ戦も招集外となっていた。
ウナイ・エメリ監督は「彼はプレーする必要があると考えている」と、久保が移籍を希望していると明かしていたが、8日にビジャレアルはレアル・マドリードとレンタル打ち切りで合意したことを発表。同時に、ヘタフェへの今季終了までのレンタル移籍も決定した。
ヘタフェはかつて日本代表MF柴崎岳(現レガネス)が所属していたことでも知られ、スペイン人指揮官のホセ・ボルダラス監督が率いる。ブラジルのスポーツ番組「Show do Esporte」のジャーナリスト兼コメンテーターを務めるラファエル・オリベイラ氏は、自身のツイッターに、右サイドハーフで起用されているカメルーン代表DFアラン・ニョムと異なる特徴を持っていると見解を述べている。
「ヘタフェのタケフサ・クボ。ビジャレアルでは、少ししかプレーしなかった彼が、近年の成功を繰り返せずにいるチームにやってくる。だからこそ、何か違いを(ヘタフェに)もたらせるかもしれない。例えば、右サイドの攻撃的MFとして、ニョムの特徴とは非常に異なるものを、だ」
ヘタフェは16試合を終えて4勝5分7敗で16位に低迷。特に、リーグワーストタイの12得点と攻撃力が課題となっており、新加入の久保にも期待がかけられることになりそうだ。
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