【8日のJ移籍動向】王者・川崎“守備の要”MF守田、海外初挑戦を決断 元日本代表MFはJ3岐阜へ
王者・川崎の守備を支えた守田、ポルトガル移籍を決断
Jリーグでは8日も多くの選手の移籍が発表されたなか、20年シーズンのJ1王者川崎フロンターレで大きな動きがあった。守備の要である日本代表MF守田英正が、ポルトガル1部サンタ・クララへ3年半契約での移籍が決定。また、元日本代表MF本田拓也がモンテディオ山形からJ3のFC岐阜へ加入することも発表された。
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25歳の守田は流通経済大から2018年に川崎に入団。加入1年目から主力として活躍し、J1制覇を経験すると、19年はリーグ戦23試合に出場してルヴァンカップ優勝、20年は2年ぶりのJ1優勝と天皇杯制覇に貢献した。優れたボール奪取能力が持ち味で、20年にはベストイレブンにも選出。4つのタイトルを獲得した守備の要は、初めての海外挑戦を決断した。
守田は、3年間プレーした川崎を離れることを惜しみながらも感謝の気持ちを述べた。
「今年からポルトガルのCDサンタ・クララでプレーすることになりました。川崎フロンターレでプロのキャリアをスタートさせ、素晴らしいスタッフ、素晴らしいサポーター、なにより尊敬するチームメイトと共にプレーすることが出来た3年間、心から感謝しています。フロンターレでプレーしてきたことは自分の中では大きな誇りと自信になっています。そして、フロンターレ関わる皆さんと共に数多くのタイトルを獲得することができて本当に嬉しかったです。今回、サポーターの皆さんには直接気持ちを伝えることができないままチームを離れることを申し訳なく思っています。これからも温かく見守って頂けたら幸いです。フロンターレで得た経験、自信を活かし、次のステージで頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
また、20年シーズンは山形で18試合に出場し、契約満了となっていた本田はFC岐阜へ加入することが決定。清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせ、2011年には鹿島アントラーズへ移籍、13年に清水へ復帰し、17年から山形でプレーしていた。
20年はJ3リーグ6位に終わったFC岐阜。今年36歳になるベテランはJ2昇格に向けて大きな力となりそうだ。
【8日発表、その他の主な移籍動向】
■川崎フロンターレ
FW 宮代大聖(←川崎/期限付き移籍)
■セレッソ大阪
GK 松井謙弥(←水戸/完全移籍)
■ヴィッセル神戸
GK 廣永遼太郎(←広島/完全移籍)
■アビスパ福岡
MF 杉本太郎(←松本/完全移籍)
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(FOOTBALL ZONE編集部)