エイバル武藤がGK無力化の”ダイビングヘッド弾” 巧妙な一撃にクラブ公式称賛「ナイスシュート!」

ラス・ロサス戦の前半14分、右サイドからのクロスを頭で合わせて公式戦2点目をマーク
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の2回戦が現地時間7日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバルは敵地で2部Bラス・ロサスと対戦し延長戦の末、4-3で勝利した。乾は後半40分から出場し無得点に終わった一方、先発した武藤は前半14分にダイビングヘッドで先制ゴールを決め、エイバル移籍後、公式戦2得点目をマークしている。
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武藤が先発起用で期待に応えた。前半14分、右サイドでボールを持ったFWダミアン・カジョルからクロスを送られると、ファーサイドで待ち構えていた武藤がフリーでダイビングヘッド。GKが一歩も動けなかったシュートはゴール右サイドへと吸い込まれ、エイバルに先制点をもたらした。チームはその後、さらに2点を加えリードを3点に広げながら終盤に追いつかれるも、延長戦で決勝ゴールを奪い3回戦へと駒を進めた。
武藤にとっては、エイバル移籍後初ゴールとなったリーガ・エスパニョーラ第11節ベティス戦(2-0)以来となる公式戦2点目。エイバル公式ツイッターは「ナイスシュート!」と称えれば、スペイン紙「AS」は、GKの位置を見極めて沈めた巧みな一撃を「エリア内に落ちていた武藤がGKの手の届かないところにボールをヘッドで流し込んだ」と綴っている。
リーグ戦ではここ2試合、途中出場が続いていた武藤だが、先発回帰へのアピールへとつなげたいところだ。
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