「センセーショナル!」 イタリア人DFの“20m超ボレー弾”に世界衝撃「真の傑作」
ヴェローナDFディマルコ、伝説の一撃を彷彿とさせるゴラッソが話題
セリエAのエラス・ヴェローナは現地時間6日、第16節でトリノと敵地で対戦し1-1で引き分けた。この試合でイタリア人DFフェデリコ・ディマルコが決めた豪快な一撃が話題を呼んでいる。
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前節終了時点で6勝5分4敗と白星先行でこの一戦を迎えたヴェローナは、前半を0-0で折り返すと、後半22分にスコアを動かす。自陣からディマルコがドリブルで持ち上がると、敵陣内でMFマッティア・ザッカーニと交差するようにしてボールを渡す。ザッカーニがキープする間、ディマルコは左サイド前方に進出し相手最終ラインの背後を取った。次の瞬間、ザッカーニから浮き球のパスが供給されボールはディマルコの足下へ。23歳のレフティーは迷うことなくダイレクトで左足を振り抜いた。
ペナルティーエリア内とはいえ、ゴールへの角度は約45度の位置。身長192センチの相手GKサルバトーレ・シリグが構えるなか、ディマルコの左足から放たれた強烈なボレーシュートは頭上を破りゴール右隅に突き刺さった。
この会心のボレーシュートに海外メディアも反応。衛星放送「ビーイン・スポーツ」公式ツイッターが「ディマルコの崇高なボレー!」と速報すれば、スポーツ専門局「ESPN」ウルグアイ版公式ツイッターも「センセーショナル!」と反応した。またポルトガルメディア「Noticias ao Minuto」も「年間ベストゴール? フェデリコ・ディマルコがこの一撃でプスカシュ賞に名乗りを上げた」と伝えれば、衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版はシュートの距離が23.44mだったことを伝えながら、「真の傑作」と称賛。そして左右は逆ながらも、1988年欧州選手権決勝でオランダ代表FWマルコ・ファン・バステンが決めた伝説のボレーシュートを「彷彿とさせる」と報じている。
ヴェローナはその後、後半39分に同点ゴールを奪われ勝ち点3獲得に失敗したものの、ディマルコが決めたゴラッソは世界各国で反響を呼んでいる。