「今回学んだ事はこれから…」 G大阪契約解除のアデミウソン、昨年の自動車事故を謝罪
昨年末に道路交通法違反で契約解除となったアデミウソンがSNSを更新
ガンバ大阪を昨年12月28日で契約解除となったブラジル人FWアデミウソンが自身の公式SNSを更新し、謝罪した。アデミウソンは昨年、道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の容疑で捜査され、警察による事情聴取を受けていた。すでに示談は成立したが、昨年末に日本サッカー協会統一選手契約書の契約条項に基づき、契約解除処分となっていた。
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アデミウソンは昨年10月26日、大阪・茨木市内の高速道路(近畿自動車道内)で自身が運転する自動車が追い越し車線を走行中、左前側ボディーを、走行車線を走る自動車と接触させたが、本人は認識しないままクラブハウスに到着。その後、大阪府警察本部交通部・高速道路交通警察隊から道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の容疑で任意同行を求められた。そしてアルコール検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出され、謹慎処分が決定。同12月28日付けで契約解除が決定していた。
2016年に横浜F・マリノスから期限付き移籍でG大阪に加入したアデミウソンはよく17年に完全移籍。負傷に苦しむ時期もあったなか、貴重な得点源として主軸で活躍してきた。今回の件を受けて、初めて自身のSNSを更新。クラブのスタッフや仲間、ファン、サポーターに向けて日本語で謝罪した。
「ガンバ大阪のスタッフ、選手、サポーターのみんなに感謝の気持ちを伝えさせてください。この6シーズンの間、僕をサポートして支えてくれて一緒にいてくれてありがとうございました。そして僕がしてしまった間違いについて謝らせてください。本当に申し訳ありませんでした。僕はこのような状況でこの場所を離れる事になるとは想像もしていませんでした。でも今回学んだ事はこれからの僕の人生ずっと持っていきます。またガンバ大阪への愛情と愛しさは僕の心の中に刻まれていると伝えたかったです。僕の事もどうか忘れないでください。本当にありがとうガンバ大阪」
そう綴って、2018年8月10日第21節FC東京戦(2-1)でアディショナルタイムに自身が決めた劇的ゴールの動画を投稿。この一戦でG大阪は、成績不振で解任されたレヴィー・クルピ監督の後任となった宮本恒靖監督が就任4戦目にして初めて白星を手にしていた。G大阪は今回の事件を受けて、交通安全講習会の開催やJリーグによるeラーニングの再受講等、再発防止に向けた取組みを実施している。