ラッシュフォードが“フランスの神童”超え 市場価値210億円で世界トップへ浮上
これまで1位だったムバッペが残りの契約期間が減って190億円で5位へ転落
マンチェスター・ユナイテッドのエースストライカーが、“世界で最も価値のあるサッカー選手”へと躍り出た。スイスの調査機関「CIES Football Observatory」が算出する市場価値ランキングで、23歳のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが1億6560万ユーロ(約210億円)で首位に立った。
定期的に発表されているこのランキングにおいては、パフォーマンスだけでなく年齢やクラブとの残り契約期間なども考慮されて市場価値が算出される。ラッシュフォードが初めてトップに浮上した一方で、元1位のパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペはクラブとの契約が残り1年半を切ったこともあり、1億4940万ユーロ(約190億円)で5位に転落となった。
ラッシュフォードに次ぐ2位に付けたのはドルトムントでゴール量産中のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドで1億5200万ユーロ(約193億円)。20歳のゴールマシンがトップの座を狙える位置に浮上している。
3位はリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドで1億5100万ユーロ(約192億7000万円)。4位はマンチェスター・ユナイテッドの中核を担うポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスで1億5110万ユーロ(約192億円)だった。
ランキングは上位100人。ユベントスのアメリカ代表MFウェストン・マッケニーとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに挟まれた96位に日本代表FW久保建英(ビジャレアル)が5410万ユーロ(約68億6800万円)で日本人選手として唯一のランクインを果たしている。契約満了が残り半年に迫っているメッシの市場価値は5400万ユーロ(約68億5500万円)で97位にとどまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)