日本からは三笘、冨安、久保がノミネート AFC年間最優秀ヤングプレーヤー候補20人が発表
ルーキーイヤーで13得点、12アシストを記録した三笘はAFCの寸評でも高評価
アジアサッカー連盟(AFC)が6日、ファン投票によって決まるAFC年間最優秀ヤングプレーヤーの候補20人を発表。“韓国の至宝”とも呼ばれる韓国代表MFイ・ガンイン(バレンシア)らが選出されるなか、日本勢ではMF三笘薫(川崎フロンターレ)、DF富安健洋(ボローニャ)、MF久保建英(ビジャレアル)の3人がノミネートされている。
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2020年シーズンにプロ入りした三笘は、サガン鳥栖とのリーグ開幕戦に途中出場してデビューを飾ると、第9節・大分トリニータ戦(2-0)から3試合連続ゴール。記事では、「2020年の最初の頃にはほとんど姿を見かけなかったが、昨シーズンはJ1優勝とリーグ戦13ゴールを達成し、アジアで最も注目される若手選手の1人となった。リーグ再開後にブレイクし、リーグトップの12アシストを記録。2021年も印象深いパフォーマンスでスタートを切り、元日の天皇杯決勝ではゴールを決めた」とJ1史上最速でリーグ優勝を決めた川崎の原動力としての活躍が取り上げられている。
ボローニャ加入2シーズン目の富安も候補者の1人にノミネート。「すでにアジア最高のディフェンダーの1人であり、2020年はその強さがさらに増し、ボローニャでのスタメンの座を確かなものにした。守備に関するあらゆる仕事をしっかりとこなすこの22歳の若者は、2020年に行われた数少ない日本代表の試合でも、経験豊富な同僚であるマヤ・ヨシダとともに素晴らしいパフォーマンスを見せた」と継続して質の高いパフォーマンスを披露したことが評価されている。
また、去就が注目されている久保については、「才能豊かな久保は、2019年にレアルマドリードと契約してスペインにやって来た。2020年の前半はマジョルカ、8月からはビジャレアルに所属し、両方のクラブでマイルストーンを達成した。マジョルカではほぼ全試合に出場して欧州サッカー連盟(UEFA)によるラ・リーガの若手選手ベストイレブンに選出。ビジャレアルでは先発出場する機会はそれほど多くないものの、UEFAヨーロッパリーグ(EL)スィバススポル戦ではゴールを決めた」として、一年の前半と後半で環境が大きく変わりながらも、そのなかで注目に値する活躍を見せたと紹介している。