広島が“新エース候補”ジュニオール・サントスを獲得 横浜FMで昨季13得点「全力を尽くしたい」
柏では不発も昨季途中に加入した横浜FMで覚醒、完全移籍で広島へ
サンフレッチェ広島は6日、柏レイソルからブラジル人FWジュニオール・サントスを完全移籍で獲得したことを発表した。
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26歳のジュニオール・サントスは2019年7月に当時J2だった柏に移籍。約1年間の在籍の中で得点を奪うことができず、昨年8月に横浜F・マリノスに期限付き移籍した。横浜FMでは第11節清水エスパルス戦で移籍後初先発を飾り、Jリーグ初ゴールを含む2得点と活躍すると、その後は前線の主力の1人として活躍し、22試合13ゴールと活躍した。
広島は2020年シーズンにチームトップの15得点を決めたブラジル人FWレアンドロ・ペレイラが、レンタル期間満了で退団。新たな得点源を探していたなかで、昨季J1で結果を残したジュニオール・サントスに白羽の矢が立ったようだ。
ジュニオール・サントスは半年間を戦った横浜FMを通じて、「クラブ関係者の皆さん、コーチングスタッフ、そしてチームメイトの仲間達が温かく迎え入れてくれたおかげで、ここで過ごした時間はとても特別なものになりましたし、自然と愛情が芽生えました。短い間でしたがとても幸せでした。もっとこのチームで戦いたかったですが、残念ながらサッカーというものには出会いと別れがつきものです。またこのクラブへ戻る機会があれば喜んでこのクラブのために全力で戦いたいと思います」と感謝のメッセージを綴った。
一方、新天地となる広島を通じては「この新たな挑戦にとても高いモチベーションを感じ、ワクワクした気持ちを持っています。サンフレッチェ広島のユニフォームを着て、いち早くチームの勝利に貢献できるように全力を尽くしたいと思います」と決意を新たにしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)