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“右腕”が必死の説得もミラン名物会長ご乱心 ミハイロビッチ電撃解任の舞台裏とは
監督未経験OBを擁立した負の歴史
最新のレポートでは、ミランの強化責任者は今季終了までのミハイロビッチ監督続投を進言したが、名物オーナーは聞く耳を持たず。トップチームで指導歴のないブロッキ氏のゴリ押しを展開し、新政権が誕生してしまったという。
ミランはミハイロビッチ政権の前に、セードルフ、インザーギというトップチームの監督経験ゼロのクラブレジェンドを擁立し、解任していた苦い経緯があった。ミランの黄金時代で控えとしてプレーしていた未経験OBを再び擁立したクラブの方針に、90%以上のサポーターが地元メディアのアンケートで「NO」を突きつけるなど、クラブ首脳の暴走により、凋落の名門は逆風にさらされている。
日本代表FW本田圭佑ら選手も、ミハイロビッチ監督の支持を打ち出していた。右腕に当たるガリアーニCEOの必死の説得も無視したことが明らかになり、近年資金の出し惜しみで赤字経営が続いている名物オーナーに対する風当たりは猛烈なものになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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